[建 設 年]昭和8年
[構造様式]鉄筋コンクリート造
[所 在 地]高知県安芸郡田野町八幡山2851
田野町の八幡神社の参道としてつくられた誇線橋。鉄筋コンクリート造のガーダー橋で、橋桁の長さは6.96m。設計は八幡神社の氏子だった柳井三郎氏によるものといわれています。建造は昭和8年。使用した鉄筋コンクリートは粒子が粗く、昭和初期らしい構造を呈しています。現在も参道として使用され、地元の氏子たちが補修などの取り組みを継承しています。
参考文献
『高知県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』高知県教育委員会 2002年
『日本の近代土木遺産[改訂版]』土木学会 2005年
『高知県中芸地区森林鉄道遺産調査報告書』中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会 2008年
『月刊文化財』文化庁文化財部監修 2010年7月号