[建 設 年]昭和15年
[構造様式]コンクリート2連アーチ橋
[所 在 地]高知県安芸郡北川村ニタ又字落合中畝山357−1番地
奈半利川支流の小川川に架かる無筋コンクリート造の充複式二連アーチ橋。橋長は46.5m。スパンの長さは約20mで、我が国最大級の無筋コンクリート造橋。建造は昭和15年。戦争のため、鉄材の使用が制限された時代を反映する建造物です。現在は県道の一部として使用されています。経済産業省の近代化産業遺産群にも認定。
参考文献
『高知県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』高知県教育委員会 2002年
『日本の近代土木遺産[改訂版]』土木学会 2005年
『高知県中芸地区森林鉄道遺産調査報告書』中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会 2008年
『月刊文化財』文化庁文化財部監修 2010年7月号