[建 設 年]昭和7年
[構造様式]鋼トラス橋・鋼ガーダー橋
[所 在 地]高知県安芸郡北川村小島字カゲウイシリ548番地
奈半利川に架かる単線仕様の鋼製橋梁。昭和7年の建造。橋長は143.0m。主径間には下路式二連トラス桁が施され、側径間には上路式五連一形桁が施されています。トラス橋とガーダー橋を組み合わせた小島橋は、森林鉄道遺産のなかで最も大規模な橋で、経済産業省の近代化産業遺産群にも認定。現在、歩行者や軽自動車のみが渡れる橋として利用されています。
参考文献
『高知県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』高知県教育委員会 2002年
『日本の近代土木遺産[改訂版]』土木学会 2005年
『高知県中芸地区森林鉄道遺産調査報告書』中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会 2008年
『月刊文化財』文化庁文化財部監修 2010年7月号